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2018年10月4日

親子参加、雨でも元気よく林業体験!!

小学生に林業の体験をさせたい、森のことを知ってほしい!林業体験やお話しをしても

らえないか。

という依頼を頂き、先月29日の午前、由比の小学生とお父さんお母さん計29名が集ま

り、由比生涯学習交流館にて森林林業のお話と丸太の輪切り体験を行いました。

雨降りにより、森に入って伐採体験ができませんでしたが、次回のお楽しみ。

はじめに、きこりって何?林業って何?という投げかけに、低学年の子供たちは、

はてな???といった表情、高学年の子供たちはしっかりとうなずいて理解をしてく

れている子もいました!

森が私たちに与えてくれる水やきれいな空気、川、海、美しい景観、森の力ってすご

い!そんなお話をしたりして、私たちが生きていられるのは森があるからなのだとい

うことをお話ししました。

難しいお話はひとまず置いとき....

お話のあとは、楽しい間伐ゲーム!

子供たちには自分が一本の木になってもらい、用意されたシートの上に全員立ちます。

10年後、20年後、30年後、40年後....と10年経ったと仮定して10年ごとにシートを

半分に折りたたんでいきます。

シートの上に立てなくなる子は間伐された木になり、残った子はこれからもっと大きく

成長していく木になる。

間伐の意味を体で体感しようというゲームです。椅子取りゲームのようで予想以上に

盛り上がりました\(^o^)/

間伐の意味を体感したところで、次は丸太の輪切りをのこぎりで挑戦!

林業では伐採の後に「造材」と言って伐採した木をカットして丸太の状態にする作業

をします。

今回はその作業をイメージして子供たちにはのこぎりで木を切ってもらいました!

私が印象的だったのは、切り始めるとたいへんだー、と難しい顏だった子が切っていく

ごとに汗だくになりながら、笑顔になっていったことでした。

切れば切るほど目に見えて輪切りになっていくことが嬉しい気持ちにさせるのだと感じました。

中には自分で切った輪切りを見て、この枝がヘタでりんごみた~い!中と外側のにおい

が違う!という子、あるお父さんは木の枝をカブトムシ用に持ち帰り....(^^♪

色々なことを感じられたと思います。

  最後に子供たちの感想を聞かせてもらいました。

安全にできて良かった。

自分で最後まで木を切ることができて良かった。

チームで協力できて良かった。

木の香りで心がとても温かくなった。

また、質問もありました。

いい木とはどんな木?いい木を育てるのに必要なものは?林業で大変なことは?一日

何本伐るの?

半日という短い時間ではありましたが、子供たちの今後の生活にこの日の体験が生きる

と嬉しいです。

かおり記

 

 

 

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