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2015年11月19日

薪の含水率

 薪は、含水率によって薪1Kg当りのエネルギー量が異なり、含水率20%以下の状態が理想的だと言われています。乾燥が不十分な薪を燃やすと、本来、熱に変換されるエネルギーが水分を飛ばすために使われてしまい、暖房熱になりません。そのため、効率的なエネルギーを産み出すには、薪が十分に乾燥していることが最も重要なポイントになります。

切ったばかりの薪は含水率約50%。この水分を飛ばし、よく乾燥するような風通しが良い場所に積んでおく必要があります。
 
 

薪1Kg当りのエネルギー量は、質のよい薪と言われている含水率20%以下の薪で約3.9kW/h、含水率60%の薪だと1.5kW/h。薪づくりでエネルギー効率が大きく変わります。薪づくりは、森が静かに与えてくれる資源を、大切に丁寧に使うために必要なことのひとつです。

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